柔道整復術とは

柔道整復術は1300年近い歴史を持ち、日本古来の武術・柔術の中から生まれました。
武術の中で生じる骨折、脱臼、打撲や捻挫などの外傷を治療したり、患部に手を当てて治療する、いわゆる「手当て」が原点になったとされています。
やがて時代を経るとともに、漢方・蘭学・西洋医学などが取り入れられ、現在の形に発展しました。21世紀を迎えた今、悠久の歴史と伝統の中で培われた我国古来の医療技術、「柔道整復術」は益々社会から必要とされてきています。

柔道整復師が社会にできること

超高齢化社会に向けて

我国の65歳以上の総人口に占める割合は、2015年には3,283万人(人口の約26%)と予想されています。
老人性外傷が増加する中、人間が本来持っている自然治癒力を引き出す柔道整復と西洋医学の技術をクロスオーバーさせる治療方法は、これからの超高齢化社会においてより重要視される分野です。

高い就職率と広がる可能性

ほとんどの卒業生は柔道整復師の資格を取得すると、まずは接骨院等へ就職します。
接骨院等の臨床現場で整復技術や、患者とのコミュニケーション等を学び、3~5年の経験を積んだ後に独立開業する例が多いようです。
また、整形外科等の医師と柔道整復師が協力し合い医接連携のもと、本人の意思と行動力次第で無限の可能性が広がります。

柔道整復師の将来

ほとんどの卒業生は柔道整復師の資格を取得すると、まずは接骨院等へ就職します。接骨院等の臨床現場で整復技術や、患者とのコミュニケーション等を学び、3~5年の経験を積んだ後に独立開業する例が多いようです。また、整形外科等の医師と柔道整復師が協力し合い医接連携のもと、本人の意思と行動力次第で無限の可能性が広がります。

厚生労働大臣認可専門学校(3年)

  • 国家試験合格
  • 柔道整復師資格取得
  • 病院・医院・接骨院・
    介護施設・スポーツ施設への就職
  • 臨床現場での研修(3~5年)
  • 独立開業、ケアーマネージャー、
    柔整教員、スポーツトレーナー等
国家
資格
開業権 保険
診療
医師
歯科医師
柔道整復師
はり師・きゅう師
(条件付)
あんま
マッサージ指圧師

(条件付)
理学療法士・
作業療法士
言語聴覚師

スポーツトレーナーとして働く!

プロ野球選手の専属トレーナーが注目されて話題になるなど、スポーツトレーナーの仕事は奥が深く、注目の職種です。トレーニングする相手の体質や、健康上の課題をつかみ、その人にあったアドバイスや指導をしなければなりません。体のしくみや栄養知識など、高度な専門知識が求められます。
本校では、プロサッカーチームやプロレス団体等で活躍をしている方を多数輩出しています。

整形外科の医院で働く!

整形外科に来院された患者様に対して、回復をはかるための処置を行います。打撲やねんざの患部への施術、骨折・脱臼の応急手当など幅広い知識と技術力が必要です。整形外科のスタッフとの連携や病気の知識も重要になり、より「医療」を感じる仕事です。

接骨院で働く!

肩こりや捻挫はもちろんのこと、来院される患者様一人一人の生活スタイルを考慮した治療を行うことが必要になります。そのため、患者様とのコミュニケーションはとても大事な要素となります。
本校では、卒業生に対して独立開業する道も積極的に支援しています。